削り出しディスクブレーキですよ!

久しぶりのブログでさーせん(汗) ちょいと古い話をするとですね、むかーし、MTBの黎明期には、アメリカでビレットパーツが大流行しまして、いろんなブレーキが登場したんです。 こんなのとかね(汗) まぁ、色がついていて、見た目がクールなだけでお、ブレーキング性能が本当に優れていたかどうかは、果てしなく???なんですが(爆) そして、ディスクブレーキが主流の現在は、ちょっとやそっとじゃ削り出してパーツを作れないということもあって、このようなカスタムビレットブレーキは見なくなってきました・・・・ が!!! ワシントン州のCascade Componets 社から、こんなかっけーブレーキキャリパーが出ているんですよ! Cascade社は、もともとは、フルサスペンションのリンクを作っている削り出しが得意なブランドなんですが、SRAMのブレーキをベースに、さらに頑丈で強力なキャリパーを製作しちゃったんですね。4ピストンですが、異形ピストンを採用して、キャリパーの中にリザーブするオイル量も大幅にアップ。対応ローターも、最大厚3㎜まで対応しているので、ローターを選びません。ブレーキパッドは、SRAMのCODE R のものを使います。 見た目はかなりデカく、ブレーキパッドの取り付け部分が深く埋まるような独特の構造なんですが、この結果、ブレーキ冷却性能が飛躍的にアップ。CODE Rの4ポッドキャリパーに比較して、ブレーキングパワーは20%増しとのこと。 色は写真のシルバーに加えてブラック、…

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こいつも放出じゃ~!!

これ、おいらが、トレイルバイクとして、しれっと使っていた2019モデルのIbis Ripmo。個人用バイクというよりも、いろんな新製品やサスペンションをテストするテストミュールとして使っていましたが、最近、あまり出動機会がないので、放出しますよ!! もちろん、カーボンフレームです。29インチで、サイズはMサイズ。リアストロークは145㎜。ジオメトリは以下の通り。 このモデルの特徴としては、シートチューブ長が370㎜弱しかないので、とてもスタンドオーバーが低いんです。加えて、ヘッドアングルも66°弱と、最近のバイクよりは気持ち立ち気味で、チェーンステー長も435㎜と短いおかげで、小回りが異様にいい!なので、身長160㎝弱くらいからいけるんじゃね??というくらいコンパクトなんですね。 さらに、日本ではあまりなじみのない、カスケードのリンクに交換しています。 これに交換することで、ボトム側の踏ん張りがよく効くようになって、さらにストロークもちょっとだけアップするという優れもの(ノーマルリンクもありますよ)。 その他のパーツ類は下記の通り。 2019モデル FOX36ファクトリー 170㎜ストローク Grip22022モデル FOXX2ファクトリーXT12速セットe13 TRC カーボンクランク(175㎜ 32Tチェーンリング)Industry Nine Trail S ホイールセット(Hydra ハブ)Hope Tech3 E4 フロントブレーキ X2 リアブレーキHope 220㎜…

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久しぶりの、新型バイクですよ!

今年はブログをちゃんと書くぞ!なんて新年に誓ったのに、おい、新年度じゃねーか!!ま、仕方がない。開き直って、新年度1発目の書き散らしにお付き合いくださいな。 さて、この2022年ですが、まぁいろんなことが起きているのは皆さま感じている通り。そして、MTB界(というか自転車界)は、空前に値上げラッシュに見舞われていて、はっきり言って危機的状況ですよね(汗) 当店での主力ハイエンドモデルのEVILは、今度の値段改定で、フルサスフレームセットはついに50万円オーバー。こんな完成車で組んだら、軽く100万円オーバーですよ(汗) さらに、並行輸入で扱っているYETIのフルサスも、トップモデルは、フレーム単体で70万円オーバー!!(大汗) ちなみに、70万円って、当店の取次手数料は入っていないっすよ(滝汗)。円安+送料爆上がり+原価も値上げのトリプルパンチ。 それどころじゃない、今までお買い得感が高かったブランドですら・・・・GIANTのエンデューロモデル、Reignの29インチカーボン、メインコンポがSRAMのNXイーグル、ブレーキはシマノのMT500系(もしくはテクトロ・汗)という中堅グレードより低い構成状態で、完成車で68万円弱・・・・ おかしーだろ!この価格状況!!! もちろんハイブランドバイクを否定するつもりはないですし、マスプロメーカーの値上げだって、状況が状況だから理解はしているんです。でも、いまの日本のスタグフレーションな状況(景気が停滞しているのに物価が上昇する)では、MTB遊…

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